みなさんこんにちは。
スリーブレインです。
印刷会社に印刷物を依頼する時の原稿ってみなさんはどうしてますか？
①少し絵心のある方は、なんとなくレイアウトも含めた手書き原稿。
②普段、会社でワードやパワポを使っている方は、そのままワードやパワポで掲載したい文字や写真などのみ指示。
③中には、少しデザインするのが好き！そんな方はイラストレーターのデータでレイアウトされた原稿。
印刷会社に入稿する際の原稿については大体この中のいづれかの方法かと思います。
そこでほとんどの方がおっしゃるのは、定番の「かっこよく^_^お願いします。」
上記の①③の場合、本当は最後まで自分で作りたいけど、制作ソフトがうまく操作できない。
デザインは好きだけどあまり自信がなくて、社内でOKをもらえない！なんて思ったりしてなくなく印刷会社に。
そんなケースが多く見られます。
であればそんなプロ向けの制作ソフトを使わないで、
最初から印刷会社に任せれば、残業にもならないし楽なのにな、、と思ったりします。
またきっと本人の中ではぼんやりとはイメージができているはず。
だからあまりにも、イメージと違うものが出てくるとなかなか抵抗があります。
そこで、原稿に近い形のデザインが出てくると原稿のままで代わり映えしないな〜。
なんて思ったりして。
デザインの良し悪しは、人によって感性が違うのでここではおいといて、
そこで注意すべきは掲載内容です。
チラシでもパンフレットでも同じです。
なんとなくイメージできているのは、大まかな全体像。
肝心なのは見た人に何を伝えたいのか？
例えば、イベントチラシであれば、最終的には申し込みをしてほしいはず。
でも、上記①③の方の原稿内容を見ると、申し込みの期限の記載がなかったり、
中には申し込み方法の詳細がなかったり、よくあるのは、イベントの参加は「有料」なのか「無料」なのかの記載もなかったり。
イベントの内容にもよりますが、イベント会場に来場して何かしらのサービスを受ける。
例えば、「セミナーの受講」などがいい例ですが、開催側は元々お金を取る気がないので気にしていないのですが、
参加する方は、いくらかかるのか？不安に思ったりします。
それに申し込みに関しても、「メールにて」この一言で終わってる原稿が結構あります。
これがもし、電話ならこんな流れかと思います。
１）電話する
２）イベントに参加したいのですが？
３）お名前と連絡先と人数を教えてください。
４）お名前と連絡先と人数を教える
大体こんな会話が想像できます。
では、これを「メールにて」
１）イベントに参加したいのですが？と入力してメールを送る
２）お名前と連絡先と人数を教えてください。
３）お名前と連絡先と人数を入力して再度メールを送信する。
４）受付完了メールを送信する。
とこんな感じでしょうか？
名前こそ入力して送るでしょうが、住所の記載が必要なのか？連絡先が必要なのか？
何も記載がなければわざわざ先に余計な個人情報を教えることもないでしょう。
それより、「参加したい！」と一気に盛り上がった感情が、
この申し込み方法が不明瞭のせいで、
参加を見合わせてしまうかもしれません。
入稿する前に、印刷物を作る最終的な目的を再度考えてみる。
ほんのちょっとした気遣いで見る側の不安を取り除くことができます。
ただ、全ての不安を取り除こうとすると、文言が紙面いっぱいになってしまうかもしれません。
そこで見る側がスムーズに内容を理解してくれる最低限の項目に絞りましょう。
また、そこでよくあるのが
「文字が大きくないと読んでくれない。」
「目立たないからわかりづらい。」
安心してください。
そんなお客様はきっとこのチラシ（内容）に興味がないですから（^ ^）
いやいや、そもそも興味がない方に、興味を持たせたいんだ！
大丈夫です。そんな方に、補足の細かい詳細で興味を持つとは思えません。
例えば、リフォームのチラシに掲載している商品番号。
どんなに小さくしても、興味があるお客様はしっかり確認して色々調べてきます。
もちろんこんな方が全てではありません。
それよりこのケースで問題なのは、全ての文字を大きく表現しようとするのですが、
紙面には制限があるので、せっかくのタイトルやキャッチを小さくせざるを得なくなり、
伝えたいことのメリハリがなくなってしまうことです。
また、余白もなくなり全ての内容が見辛くなりガチです。
細かい詳細まで大きな文字で見せたい。
その想いは見る側のことをよく考えてとてもいいことかと思います。
そこでもう一息。
そんな場合は、A4にこだわらずにもう少し頑張って、サイズをB4、B3と大きくしませんか？
でも、予算が厳しい。
そんな理由であれば、伝えたいことを整理してよりシンプルな原稿を目指すといいと思います。
特に、自分でレイアウトをしたい方は、特にある程度できた時点で、
レイアウトではなく、原稿内容を見直して見るといいかもしれません。
そうすればそのままネット印刷に依頼できてコストも安く抑えられますよ！
岩佐でした。