印刷物のこと

市川市の印刷会社のブログ

みなさんこんにちは!

立冬も過ぎて毎日寒い朝になりました。
秋になったと思ったらもう冬です。

そんな朝から、弊社みたいな印刷会社がどんなブログを書いたらいいのか、同じエリアの印刷会社のブログを見てみようと下記で検索。
「市川市 印刷会社 ブログ」
まずは、GoogleそしてYahooで検索。
すると上位に出てきたのが弊社のサイト。
Windowsで多く搭載されているBingでは若干順位が下がるもののこれも上位です。

この意味を考えると、この市川市では、印刷業を主にしている会社でWEBに力を入れている会社が少ないのかな。
おそらくWEBを中心として、ついでに印刷もしている会社が多いとも考えられます。

例えば、市川市役所の印刷案件の入札を見てみても、毎度同じ会社のほんの数社だけ。
ずっと都内で営業してきた私としてはびっくり。
市役所ほどの規模でそれだけなんて、都内のある小さな社団法人でも入札したら市川市の倍くらいは来てました。
ここまで東京都と地方の差があるとは。
こんな状況を見ると、裏では何かあるのかな?と疑ってしまうレベル。
それぞれの人口もさることながら、そもそも「印刷」という需要の差が大きいのでしょうね。
そうなると少なくとも、ここ市川では「印刷を主とする会社」は盛り上がっていく業界ではないということ。

もちろん企業が存続していくために、他の事業形態を変えていくことは必要だし、ここ市川でもそのように変わってきたこともあるのでしょう。
でも、そもそもの「印刷というものに思い入れがあるので、ちょっと寂しい限り。
ここでいう印刷というのは、どちらかというと「紙」かな。

「紙」と「デジタル」の融合なんてよく言われてますが、やはり「紙は紙」
もし、紙とデジタルが融合したら、紙の品位が下がると感じてしまうのは、古い考えなのかな。
企業が存続するための、両者の融合はありかと思いますが、そもそもの価値観や存在感としては、融合なんてないような気がします。

これから20年先の印刷業はどうなっているのか?
特に地方においてのこの業界の立ち位置はどうなのでしょうか。
ある新聞社も紙の発刊を中止してデジタル配信だけとするニュースがありました。

思い起こせば、20年前くらいから「今後は紙が今後減っていく」「パーパーレス」と言われ始めたような気がします。
ネットが普及し始めた時でしょうか。
そして20年後、その通り現実となっています。

そんな20年前の当時はカラーのチラシを1000部印刷するのに、10万円以上はしました。
そして今は、1万円もしない。
これはデザイン費を除く純粋な印刷費ですが、20年でこれだけ変わるのも珍しいのでは。
そりゃこの業界が急スピードで淘汰され倒産、廃業が多いのも納得です。
何よりも、このような業界に若者や良い人材が流れてくるとは思えないのが寂しい。

もちろん、印刷機械の品質アップがあるからこそですが、問題はそこではないです。
当時は、どんな印刷会社も、きちんとした利益を乗せて販売していました。
でも、ろくに何も考えず、価格競争だけ行ってきた結果であり、印刷会社たちが自ら導いた結果です。
最終的には営業マンの人件費を削り、ネット販売に移行できた会社はまだ、いいのかもしれませんが、そこにはさらなる価格競争だけで品質の価値観は低いでしょう。
ネット販売では、品質の価値をきちんと説明できる営業マンもいないので、なかなか難しいですね。
そんな印刷物に慣れてくる消費者の感覚は、もはや紙ではなくさらなるデジタル依存につながります。

業界の衰退は、ITやさまざまな秘術の進歩による影響も大きいですが、そこに関わる人の問題も大きいのかな。
そんな私も原因の一人ですね。
ここ市川にある弊社も、ほとんどクライアントは市川市以外の都内が中心です。
なんとか市川にも力を入れたいけど、マンパワーが足りずとてもそこまでは手が回らない。
弊社の課題ですね。

と、先日の3連休も全部仕事でこの土日も仕事。
いつゆっくり休めるのかわからない状況での、おっさんの愚痴でした(T . T)

さあ、もう朝の8時。
少しでも早く仕事を終わらせて畑に行かないと、、、
頑張るか(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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