みなさんこんにちは。
弊社のある市川市では昨日は1日で217人のコロナ感染者とのことで、
なかなか厳しい状況です。
そこでひさしぶりに市川市のサイトを見たらリニューアルされていました。
なんだか役所っぽくない、デザイン性を訴求したい感があっていいのですが、
私個人的には前の方が、情報を探しやすかったかな。。
でも、慣れれば以前ほどに探しやすくなるでしょう。
文字を小さくして細いフォントを使うとおしゃれ感がでます。
余白を開けると白のスーペスが活きて、高級感が出ます。
印刷物などでもよくある手法ですね。
そうすることで、写真やキャッチがよく映えて、
スマートな印刷物やサイトになりますね。
ぱっと見かっこい、おしゃれなサイトに見えるのですけど、
よくある発注者や制作者の気分転換のためのリニューアル要素が大きいのかもしれませんね。
発注担当者もたまには気分を変えたいでしょうから。
これ、デザインをしているとよくあることです。
私もよく陥ります。。。
作っている本人は内容を知っているから、わかりづらいことはなく、
制作期間中、きっと長いこと同じ絵面を毎日見ているのでスッキリしたほうが綺麗に見える。
見る側は一時なので、製作者とは違う感覚なのですけどなかなか製作時には気付くのが難しい。
それにきっと制作を依頼した担当者さんは同じサイトを毎日見ているでしょうから、
ごちゃごちゃしたイメージがあったので、スッキリリニューアルしたい。
なんて依頼のやりとりがあったのでしょう。
であればカテゴリー分けをもっと細分化すればよかったのですが、では一体情報を誰が整理するか?
きっと制作者さんだけでは、この莫大な情報量を整理してデザインは厳しいと思います。
ただできたものに対して、色々いうのは簡単です。
きっと、ここまでくるにあたり内部で色々あったのでしょう。
例えば、制作物をつくる際は、発注担当者さんの意見が大きく影響してきます。
そこで注意が必要なのは、担当者さんの感覚と見る側の感覚の違い。
この感覚の調和は、発注担当者さん次第なのでなかなか難しいです。
発注担当者さんは、本来なら発注業務が本業ではないでしょう。
また製作側は担当者さんの意見を無視するわけにはいかないし、
無視するとかえって余計な訂正をすることになり、無駄な時間と手間がかかり、
次回は発注してくれなくなるので、いわれた通りに進めるしかありません。
そんなことない、発注側の思いを汲み取ってくれるいい制作者さんだったと
思うことがあれば、こんな製作者の意図があることを知っておいた方がいいです。
昔はいうこと聞かないデザイナーさんばかりでした^_^
営業としてお客様とデザイナーの間で挟まれることになるので、
どちらにも気を遣うのが大変。
お客様を優先したくても、終盤でデザイナーがへそを曲げて仕事を投げられて納品日に間に合わないとそりゃ大変です。
だから当時はデータ支給の印刷物発注がとてもスムーズでよかったですね^ ^
でも、今はデザイナーさんのコストも低く、仕事がたくさんある状況ではないので、
無言で修正はしてくれますが長いことやっているとわかります。
早く終わらせたいから言われたま適当に修正して来たなと。。
家をつくる住宅会社さんもそうです。
コストを叩けば叩くほど、工事の質も落ちてきます。
中には職人気質で絶対に手を抜かないで手を動かす方もいらっしゃいますが、
まあ、その前に文句と愚痴をたくさん言ってきてると思います(^ ^)
でも、やっぱりきちんとした施工をしてもらいたいですね。
無言ほど怖いものはありませんのでご注意ください。
制作物をつくる際は、発注する側と制作する側とのコミュニケーションが上手に取れていると、
より良いものが完成するのかと思います。
また、より良いものという概念が
「自己満足なのか?』
「その制作物の何かしらの訴求効果を求めるのか?」
そこも合わせて製作時に検討が必要です。
印刷物発注は、変な知識は入りません。
ただ、本当に印刷物が必要なのか?
誰に見てもらいたいのか?
事前によく検討することが大切ですね。
あと印刷物への想いも少しだけあるといいかも。
ひょっとしてこの市川市のサイトは、
あの有名な市川の市長さんの意見が反映されてるかな?!
そしたら制作者も大変だったでしょうね。
ちょっと個性的な市長さんですから。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/index.html
そんなことより、市川市の公園緑地化の職員さんはあれから
全然連絡が来ないですが、やはりメダカは必要ないのかな。。。。
岩佐でした。