みなさんこんにちは。
お盆休みもあっという間に終わり、
相変わらずバタバタな毎日が始まりましたが、どうやら夏ももう終わりに近づいている感じがしますね。
時間が経つのが早いのは年のせいでしょうか。
1日1日を大切にしたいものですね。
先日、数年事業サポートしているある都内の建設会社さんのある一部の事業譲渡が無事に完了しました。
譲渡までは色々ありましたが、何とか譲渡が完了して一安心です。
このまま続けるよりは、違う視点から活かしてくれる可能性がある企業への事業譲渡。
お互いの想いが一致しての再スタートです。
こんな建設業界だけに関わらず、今やコロナ禍で色々な業種が影響を受けているかと思います。
ただ、コロナに関係なく、事業継承の問題で悩んでいる。
もしくはそれが元で廃業するという会社さんも多くなっているのではないでしょうか。
後継者不足というよりは、後継者を育ててこなかったツケが回ってきてるのかな。
それか、後継者候補を自ら潰してきたとか。。
自分で育たない社員が悪い。
そんな声が聞こえてきそうですが、私も昭和生まれなので、何となくそんな考えになりがちですが、
もう今はそんな時代ではないということをしっかり認識する必要があります。
全て自分に返ってきますから。。。
最近はこのコロナ禍で建設業界での倒産数が多くなってきているようですが、
我々印刷業界でも徐々に増えているニュースもありました。
特に我々印刷業の場合は、倒産というより大手印刷会社が中小の印刷会社を買収するというケースが増えてきており、
倒産というイメージが霞んでいるようなイメージでしょうが現状はなかなか厳しいです。
そんな我々印刷業界といっても、よく見ると大きく下記の7分野に分かれています。
- 出版印刷
- 商業印刷
- 証券印刷
- 事務用品印刷
- 包装印刷
- 建築材印刷
- その他印刷
この中の半数を占めるのが、出版印刷と商業印刷と言われています。
昨今では、出版がだいぶ下がってきているので、商業印刷が支えていると言われてきましたが、
その商業印刷もやはりこのコロナ禍ではなかなか厳しい状況が続いてます。
ある程度、規模の大きい印刷会社さんは、ネット通販事業を始めたりして売上減少を補っている感じでしょうが、価格競争は否めず、同じ会社がサイトの名前を変えて、いくつかのサイトを同時に運営している会社さんもよく見かけます。
また、価格で勝負するのではなく、ある印刷会社さんはデザインに特化して、全体の価格帯を維持しながら、
有力顧客を絞り維持して利益を維持しているという会社さんもいらっしゃいます。
顧客を選別していて、自社の特色を前に出している感じですね。
果たして、どちらの方法がいいのか?
また、どちらなら自社で可能なのか?
それか、さらに違う方法を模索する必要があるのか?
これからの印刷会社においては、色々と試行錯誤していかなくてはいけません。
ただ、どんな方向性に向いたとしても、まずは社員のレベルアップが必要だと思います。
それに、優秀な人材が来てくれるような業界になる必要もありますが、、
特に大手企業ではなく、中小であればなおさら人材育成にかける労力を増やさないと、
10年後にフラフラしてしまいそう。
そんな弊社も来年5月でまだ創業7年です。
10年、20年後にフラフラしないように今から、私自身も含めて、さらに人材育成に力を入れないといけないなと
考えさせられたお盆休みでした。
ちょっと余談ですが、先日市川市の広報誌に近くの公園の桜のオーナー募集がありました。
新しくできた公園に、桜の苗を植樹しそのオーナーになるというものです。
規定の額以上の寄付が条件で、応募が多数になると抽選とのこと。
桜ではなく、クヌギだったらよかったのにな〜と思いつつもとりあえず応募用紙を郵送してみました。
結果は10月ごろなので、またここでいいお知らせを発表できるといいですね(^ ^)
岩佐でした