ある夏の少年との出会い♪

みなさんこんにちは！
久しぶりのおっさんの休日。
いつものようにランニングへ行く前に近くの森を散策してその出口を出た瞬間！！！
目の前にお父さんと男の子の親子の姿が。

そしてすかさず、その男の子が私に「ここでカブトムシは取れますか？」と。
特に網やカゴを持っているわけではなく、普通のランニング姿のこのおっさんに質問してきました。
なかなかアグレッシブな男の子。小学3年生くらいでしょうか。

photo イメージです。

もちろんこの森のことはよく知っているので、
「最近はカブトムシは減ってきていて、
しかもこの暑い昼間に見つけるのはなかなか難しいよ。」という返事を。
網を持っている少年は度々見ることはありますが、
なかなかここまで見ず知らずのおっさんに声かけするのはなかなかの少年です。

実は、その前に、森の出口の前にカブトムシを販売している車が止まっていて、
親子の会話で「高いよ」という会話も事前にうっすら聞こえていました。
おそらくきっと同じ親子かと。。

この森は、数年前までは昼間でもカブトムシが採集できるほど数多くいたのですが、
ある年から夜中に頭にヘッドライトをつけて採集する大人たちをしばしば見かけたので、乱獲されたのか、今では滅多に見かけることはありません。

そうとはいえ、実は先日ランニング途中の道路にカブトムシを発見して家で飼育していたので、急いで自宅に戻り、別に飼育しているコクワガタのオスメスのペアも一緒に、
小さな段ボールにクヌギのマットを入れ、急いでその少年の元に〜

ただ、最近は子供が嬉しくても親があまり自宅で虫を飼うことを望んでいないケースが多いと聞いていたので、親からしたら、余計なお世話かと思いながらも、まずはそのお父さんにお声かけ。
「すいません、お父さんもし、よければ入りませんか？』と。

まあ、怪しいおっさんですが、一度会話をしているので少年も油断してか、
すぐに近寄ってきて、持っていった段ボールを覗き込み、すぐに笑顔に(^ ^)
カブトムシとクワガタのペアが入ってるけどいるかな？と。。

そしたら「いいですか？」と少年とお父さんが同時に。
もちろんそのつもりで持ってきているのでそのまま手渡すことに。

その後、帰ろうとする私の背中越しに、少年から「すごい嬉しいです！」と
連呼されながら、素直ないい子に育てられてるな〜と親目線でなんだかこちらも嬉しくなりました。
特に、うちには女の子しかいないので、男の子の反応は新鮮でしたね。

本当は実際に、森にいるカブトムシを自分で採集して欲しいけど、
なかなか難しいですからね。

ほんと余計なお世話かもしれませんが、
この私も、子供の時に同じような経験をしたことを今でも覚えていて、
今ではいい思い出となっているので、今日出会った少年にとってもいい経験になっていたら嬉しい。

ついついそんな話を自慢げに家族にしたら「うちにカブトムシなんて飼ってたんだ？」と。。
まだ、他にも部屋で飼っているなんて今更言えないかな。。。。

ゲームやスマホも楽しいけど、外で色々な生き物を追いかけて目を輝かせる時期があってもいいんじゃないかな。
そのためには、まずは私たち大人が、そんな自然を維持していくことが大切です。

カブトムシを見てワクワクするのは、子供も大人も同じ。（一部のお父さんだけかもしれませんが）
その前に、きちんと責任を持って生き物を飼うことは、犬猫と同じく昆虫に関しても同じであってほしい。
このカブトムシはたった1年しか生きられませんから。

そんなおっさんは、つい先日道端で戦いの後が激しいカブトムシを発見してそのまま保護しています。
戦いに敗れて餌場から追い出されたのか、暑い道路に横たわっていたのを確保しました。

その後、再度道で偶然、メスとも出会ったので、今はこのワンペアだけ自宅で飼育してます。
これも縁でしょう(^ ^)

必要以上には乱獲せず、まずはこのワンペアだけでできる限り多く卵を産める環境を維持し、
その後、孵化させて、近所の森に数十匹以上は帰せることが今の目標です！
2019年に同じようなことしたのでできればそれ以上にカブトムシを森に帰せたらいいかな。

最近、市川市さんが近くに新しくいい公園を作ってくれたので連日家族連れが遊びにきています。
ただ、その公園の小川では生き物持ち込み禁止になっているので、
鴨などの鳥が、足に生き物の卵をつけて持ち込み、生き物が増えるのはだいぶ時間がかかります。

そこで、その横には幸い今でも自然がたくさんの森があるので、その森で子供たちが目を輝かせる場所になれば嬉しい。

この森の中は、この猛暑の中でもすごい涼しい避暑地になります。
ちょっと蚊が多いので気軽には入れませんが、
せっかくのこの森をもっと地域のために活かせるといいな。

と久々のおっさんの休日の出来事でした♪

学生たちの熱い夏はまだまだ続きます♪

人材育成が大事