印刷物やWEBサイト制作・運用まで、販促物を通して事業をサポートさせていただきます。

印刷物のこと

電車の広告が軒並み減り続けてる?!

みなさんこんにちは。
2023年が始まり1月ももうあっという間に中旬に差し掛かりました。
なぜか、昨年は12月31日まで、今年も1日からお客様から連絡が来るくらい何だか慌ただしい。。
なんででしょう。。。こんなことは社会人になって営業を始めてから初めてのこと。
まだ、新年のご挨拶にもお伺いできていないお客様もいるので、ちょっと少し落ちきたいとこですが、
次から次へとご相談案件が増えてきていているので、まずは目の前の仕事を、きちんと品質を落とさずサービスをご提供できるように気を引き締めないといけませんね。

そんな毎日の中で、基本車での移動が多いのですが、たまに電車を使って移動します。
そこで気になるのは昨年に引き続き、電車広告です。

やはり、スカスカですね。
前もブログで書いたかもしれませんが、この広告は弊社でデザインする時の参考になるので、電車の移動時間も有意義に過ごせたものです。
「こんな風にしたらここが目立つのか」
「この色にあの色を使うのはないな」
「これは伝えたいことがわかりやすい」
「他の広告の中で、これはインパクトがあるな」
と参考にしたい広告や、
「これは何の広告なのかよくわからない」
「想像できるターゲットに対してこれでは字が小さく読みづらい」
「そもそも会社名や商品名が分かりづらく後でサイトでも検索できない」
「かっこいい写真を使って見栄えがいいようだけど何を伝えたいのだろう?写真展?」
みたいな広告など、見る側の気持ちになって広告を考える時間ってとても有意義でした。

でも、そんな電車内の広告が軒並み減っています。
都心の電車では電子広告が増えていますが、その内容を見ても、あまり企業広告案件は減ってますね。

これは、世の中が不景気で広告費の削減が行われているのと、WEB広告の方に依存傾向が高くなってるのでしょうか?
それに第一の理由として、今では電車内で見られる光景といえば、座ってる人も、立っている人も吊り革を片手にスマホを見ながら乗車している方が多くなっていることも理由なのでしょうね。

こんな感じですね。
横一列全員スマホを見ていた時、何だか心の中で、宝くじで当たったような気分になりますね(^ ^)
ちょっと虚しいですが、、、、

電車に揺れながらも、今見たいものって何でしょう?
ここまでして見たいものって、新聞に載っているようなニュースでしょうか?
ちょっと気になりますね(^ ^)

今では電車内で漫画や雑誌を読んでいる人も見かけなくなりましたし、やはりテレワークや時差出勤の影響なのか若干電車も空いてる感じがします。
そんな状況での電車内の広告の効果、需要があまり注目されなくなったのでしょうね。
昔から会社の業績が悪くなると真っ先に削られるのが広告費になります。
本当は、景気の悪い時に広告を出すということに意味があるのかと思いますが、世の中の消費自体が落ち込んでいるとそうは言ってられない状況かもしれません。

それに、どんな広告が自社のサービスに適して効果が出るのか、判断も難しい時代かと思います。
ただ、新聞発行数も減ってきている中、簡単にWEBに頼るのも違うかなと。
WEB上では同じようなライバル会社が多い中での広告効果は、長期間を要する必要があるので、忍耐力とそれなりの予算も必要です。

まずは広告を出稿する際に、考えるのが費用対効果かと思います。
では、この電車内の広告費用ってどのくらいかわかりますか?

例えば
弊社千葉を走ってる、1日27万人くらい乗車がある電車で、
よく見かける
「サブロク(300×600)のステッカー」は、
◯1編成に6枚を12か月で、30万くらい。
窓上のポスターであれば、
◯1編成に6枚を12か月で、120万くらい。

これにそれぞれデザイン制作費がかかり、今は取付費はどうでしょう。
サービスしている会社さんが多いのかと思います。
もちろん取り扱う代理店によって変わるかと思いますのであくまでも参考です。

これを聞いてどうでしょうか?
高いですか?
安いですか?

もちろん自社のサービスやアピールしたい製品によって、ターゲットやエリアが違って来るので、よく検討が必要なのですが、
費用だけで見ると比較対象となるWEB広告、例えばグーグル広告などと比べてみると費用感はとても安価です。

ただ、グーグル広告においては、
◯キーワード検索を基本とした場合、よりターゲットを絞って見られている。
◯エリアも詳細に限定できる。
など、広告費が高いだけに、ターゲットはより絞られている。

電車広告の場合、
何せ今は、これ↓なので1日27万人乗車している中で何人に見られているかわかりません。

ましてやこの中にターゲットが乗車している率がどのくらいなのか?

などという比較対象となった場合、広告費が高くてもやはり今はWEB広告が主流になってきているよう感じもします。
紙が好きな私としては、ちょっと寂しい気がしますが、時代には逆らえません。

ちょっと前に、新聞発行数が減少しているニュースもありました。
その際に感じたのは、確かに今ではサイトから簡単に日々のニュースなどを見ることができるので、新聞の掲載されている情報にあまり必要性を求めないのかもしれません。
特に若い年齢の方には必要性を感じない媒体かもしれません。

でも、私個人的にはサイトでは自分から求めている情報を検索したりクリックして情報を得ていますが、新聞の場合紙を開いたら、本来求めていなかった、知らなかった情報が目に飛び込んできて、新鮮で興味をそそられる記事もたくさんあります。
そんな飛び込んだ記事が、時には自分の行動のきっかけになったりもします。

ちょっと電車広告とは話が逸れてしまいましたが、何でしょう。
人が本来、必要としている情報を探している時はたくさんの情報があり、それを淡々と見て情報を入手していて、一つの情報に対してインパクトが薄かったりします。
でも、電車広告や新聞折り込みチラシなどを見た瞬間のインパクトは、自分から探した情報ではなく、勝手に目に飛び込んできた情報なので、
とても新鮮で、そのインパクトから脳裏に刷り込まれているような気がします。

広告って本来、こんな感覚がだったのではないかな。
時にはワクワク感もあったり。
今はサイトでキーワードを検索して、自分から情報を探し見つけて入手する、いわば辞書のようなもの。

私は辞書は苦手なので、どちらかというと自分から探す前に、突然与えられるインパクト、「気づき」のある毎日が楽しいけどな。
でも、楽しいだけでは会社の経費は使えないですね。

そんな弊社も今ではお客様のグーグル広告もサポートさせていますが、
最終的には、結果にこだわらないと、広告費の垂れ流しになります。
閲覧数、つまりクリック数だけを求めて最終的に契約まで至らない。
そこにはサービスを提供する側のレベルもあるかと思いますが、そこまで追求していきたいかな。

売上が少ないからやるのではなく、計画性を持って、思いつきではなくきちんと検証しながら、時には修正しながら、時にはライバル会社もしっかり確認しながら、お客様の動向によって柔軟に対応していくことが大事。

そうそうそれは「営業」も同じ。
売上がない時に営業に力を入れるのではなく、売上がある時にさらに力を入れて営業することが大事かと思います。
人って、暇な人に相談するより、忙しい人に相談して安心感を得ることの方が多いものと経験上感じています。

要はタイミング。

そんなタイミングって大事ですよね?
さあ、いつ始めますか?

 

岩佐でした。

 

 

 

 

関連記事

TOP