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印刷物のこと

自分で作って、自分で印刷手配

みなさんこんにちは。
スリーブレインです。

今日は印刷会社へ印刷物を依頼する時のデータについて。
特に法人の方というよりは個人の方へ。

最近では個人の方でも、イラストレーターなど、
印刷会社が使うようなソフトを使う方が増えていますが、
やはり圧倒的に多いのがオフィスのソフトではないでしょうか。
中でも、Wordやパワーポイントなどが多く使われていると思います。

最近ではそのまま入稿OK!
なんてネットの印刷会社さんが増えてきていますが、
印刷会社からすると、ちょっと厄介なデータかもしれません。

特に問題があるのは、「フォント」「塗り足し」かと思います。
まず、フォントに関してですが、印刷会社にお客様の制作環境と同じフォントがない場合文字化けしてしまいます。
フォントの文字化けで厄介なのは、見た目もあるのですが違うフォントに置き換わってしまう場合、
文字情報の中にある字間情報が変更されてしまい同じ文字の大きさでも、1行に入る文字の数が変わってしまいます。

そうなると出てくる問題が、字が次の行に送られてしまいます。
途中の行であればいいのですが、例えば最後の行だと字が消えてしまいます。
これが結構、見つけづらく印刷物が完成した時に「あれっ、字がない!!」なんてことになりかねません。

そして次に注意が必要なのは「塗りたし」です。
まず、印刷物にはトンボというものが必ず存在します。
それは制作物の四方、上下左右にある印のことです。

印刷会社で印刷物をつくる際、基本仕上がりサイズより大きい用紙に印刷するため、
印刷後に断裁加工して仕上げる際に必要な目印でもあります。
入稿されたデータにこのトンボがない場合、印刷会社でこのトンボをつけることは何も問題ありません。
全て制作ソフトが自動で行います。
また、印刷物のデザインにおいて、四方に余白があるようなデザインであれば問題はないのですが、
例えば、
背面に全面写真を配置したい!
仕上がりの縁いっぱいまで印刷したい!

こんな時は注意が必要です。
最近ではご自宅のプリンターでも、「フチあり印刷」みたいなものもあるので、
何も気にせずご自分で作ったデータをそのままフチあり印刷にチェックを入れれば、
そのままプリントできるものも当たり前になってきました。

でも、印刷会社ではなかなか簡単ではありません。
印刷会社では、「印刷+断裁」がセットになっており、印刷後に必ず紙を切るという作業が入ってきますので、
その際、常に1mmもズレずに断裁できるという保証がないので、
そのため仕上がりよりも少し大きめにしておく必要があります。
それが「塗りたし」と言われているものです。
そのためデータ入稿時にこの塗りたしを事前に施したデータである必要があります。

ではこの塗り足しも自動で!

なんてできればいいのですが、お客様が独自に色々なやり方でデータを作って来られるので、
もし、データをいじって気づかずに他の部分がおかしくなって、気づかずに印刷して刷り直し。
なんてことになることもあるので、できればデータは触りたくないのが本音で、ネットの印刷会社はほぼ入稿不可かと思います。
中には、断裁がずれても文句言わないと約束をしたら、塗り足しがなくても印刷する時代もありましたが、
今の時代はなかなか難しいですね。

このフォントに関しては、今は「PDF入稿」という方法で簡単にトラブルを解消できるとして、
一般的な入稿方法になっています。
また、入稿データが軽くなることからこのPDF入稿が推奨されています。

もし、ご自分でデータを作って、そのまま印刷会社さんに依頼される方は
PDF入稿を覚えておくといいかと思います。

PDFといっても作り方次第で色々なPDF形式があるのですが、
この入稿方法が必要なのは、ご自分でネットの印刷会社に依頼する際かと思いますので、
その印刷会社さんのサイトにPDF入稿について案内があると思いますので、
見てみるといいと思います、
ネットではないご近所の印刷会社にご依頼される時は、そんなに気にしなくてもいいかもしれませんが、
フリーフォント等を利用されてデザインされている方はPDF入稿が安心ですね。

とたまには印刷会社らしいことを書いてしまいましたが、
あまり面白くないですね、、、きっと興味ないだろうな。。
なんて書いてて思います。

だからみんな自社のブログ更新が長続きしないで、
食事の写真ばかりになるのでしょうね。
食事の時は安定して気分がいいでしょうしね(^ ^)

ブログ更新が楽しくなる方法があるといいですね。

岩佐でした

 

 

 

 

 

 

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