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企業広告のどこにこだわるか?

みなさんこんにちは。
久しぶりの休日に、ふとショッピングセンターで座った目先に見つけた企業広告。

時間があったので、しみじみと見てみました。
そこで気になる点をいくつか発見!それがこちら。

まずは、「A」「C」「D」「E」の句読点のアキ。
半角か全角か?
わざと、「A」と「B」を開けてるのなら、文章的にみると「C」も同じようになるべきかな。
意図的にしてるのかなと考えてみるものの、答えが見出せず。
私の力不足でしょう。
それと気になるのは、「B」と「G」
「G」の究極というのは、とことん突き詰めるということ。
「B」の良いものを作るために、最終的に突き詰めるに至ったと思います。

でも、洋服というものにおいて良いものとは?
ましてや普段着において良いものの定義ってピンとくるかな?
普段着でも、おしゃれ。
普段着でも着やすい。
普段着だから、丈夫で長持ち。
そんな表現であれば、究極なんだな!なんて想像が沸きますが、
ここでいう究極とは何を持って究極なのか?
最終的に「良いもの」って、人それぞれ感じ方が違うように思います。
広義的に考えれば、普段気軽に着る物を良い素材や縫製などにこだわったものを
手軽に買えるようにしたい。
そんなことを伝えたいのかなとも思ったりします。

でも「良いもの」と売り手側から言われてしまうと今までのものは良いものではなかったのかとも感じてしまいますが、ちょっと捻くれた考えかな?

例えば、建築会社が「当社は良い施工をします」なんて言われたら、
そりゃ当たり前だろと思います。
同じように、洋服において売り手が良いものをというのであれば、今までは素材も良くない、悪いものをただただ安く売っていたのかと。
ん、それはそれで素直だなとも思えますが、そうでないと信じたい自分がいます。

もしこれが美術品であれば、最終の答えがわからなくてもいいでしょう。
見る側それぞれが色々な感じ方があって、当然だし、それが美術品としての魅力でもあります。
ただ企業広告において、どんな商品なのか消費者にわかりやすく、素直に心に落とせる表現でない広告はどうでしょう。

一昔前はこんなキャッチコピーも、句読点のアキも含めて、言葉選びにおいてもこだわっていた時代が懐かしい。
当時は正直、無駄なことに時間とお金をかけて何回やり直させるかと、思っていましたが、今思うとみんなこだわって広告を作ってたな〜なんて思いました。

今が、決してみんながこだわっていないと言ってるわけではありません。
何せ今の弊社もそんなことまでこだわっていません(^^)
こんなに偉そうに言ってるのに。。。
弊社のクライアントの多くは、他にこだわる部分がたくさんあるので。
それに予算も極限まで限られてますし(^ ^)

でも、なぜ、に余裕のあるこんな大手企業までも、こだわらなくなったのか?
もちろんこだわっている会社さんもいるでしょう。
でも、そんな中で見る側(消費者)の求めるもの、そして求めるものがそこではないという傾向が強くなってきたのかなとも思います。

この考え、見解が正しいかどうかわかりません。
私が勝手に1人で勘違いをしてるだけかも。
ただ、良い悪いは別として、企業広告を扱ってきたものとしてこのような広告を見るとちょっと寂しい感じもします。
中小企業ならともかく、大手企業さんなのにな…と。

さらに寂しいのが電車内の広告。
都内の電車は多少、戻ってきたものの、ところどころまだまだスカスカ。
地方の電車においては、今だに中吊り広告はガラガラです。
それでも、こちらの写真は北総線ですが中吊りが少し復活してきたかな。
こんなに空いてるのであれば、沿線上の地場産業の広告でも鉄道会社もしくは請け負っている広告会社主導で、
作って掲載すればいいのに。
なんだかスペースもこの時間も勿体無いかな。
そこに要する、制作、事業者への内容確認など、そこまで費用をかけずにできると思うけど。
こんなスカスカな場所に、空いてるから広告を出しませんか?って
広告代理店さんは営業しなくてはいけないと思うと、営業さんも何だか可哀想かな。
でも、広告でいっぱいな広告スペースであれば、掲出したくなるものでは?
とふと考えたり。

そもそも企業広告というものが、ネット優先になり、多くの消費者に見られていて
訴求広告も、マーケティングにおいても結果が出てるというのでしょうが、そもそもが広告自体の価値観が低くなったと感じています。
広告というのは、その時の時代を象徴していて、景気がいいと「広告費は増える」
世の中の景気が悪くなると真っ先に削られるのが「広告費」と言われています。

連日テレビのニュースの中では、世の中の景気は上がってきたという報道が多い。
でも、ニュースで報じられる状況と現実がなんだか真逆に見えるのは私だけでしょうか?
実際は、売上が上がっている日本企業においては、国内ではなく海外ではきっと広告が増えてるのかな。
すでに市場は日本ではなく海外?!
毎日のようにニュースに出てくる、「企業の不正問題」
まだまだこんなものではないでしょうね。
国も民間企業も。
小さな弊社みたいな会社は、目の前の仕事をしっかりこなすことだけかな。

つい先日、市川駅のホーム看板広告に空きが出るようで、
出稿しないかと弊社に営業の連絡が入りました。

現状だと、弊社ではマンパワー不足のため、これ以上仕事が増えてもこなせないので、
いっそのこと会社の名前を出さずに、「がんばれ中小企業」「がんばれ農業!」「がんばれ卓球全日本!」なんて広告を出してみようかな?
なんて考えてみるものの、社名を出さないと、JRの広告としか見られないからつまらないか(T . T)

まあ、冗談はさておき、これからの「広告」というあり方、使い方もよく考えていかないと、自己満足だけで結果が伴わない事象が、さらに増えてきそうなイメージもあります。
特にネット広告において。
使い方、運用方法などをきちんとしないで放置したままは要注意です。
よほどいい関係を築いている広告会社と付き合わないと、後で痛い目に遭うかも。
短期間で税金対策に広告を使うくらいならいいですが、長期運用、もしくはそうでないシーンにおいては慎重に扱わないといけないかな。
ブランド力アップやマーケティングも含めて、しっかりと対策をしながら広告を上手に使ってほしい。

話は全然変わりますが、昨日、あるクライアントの社員より話を聞いてほしいとのことで、
そのクライアントは休日にもかかわらずお会いすることに。
17時に集合して、気づけば11時半。
なんと6時間半も。。。
日付は変わってしまいましたが、なんとか終電には間に合いました。
こんなに長い間、人とお話しするのは何年ぶりでしょうか。
色々とお聞きしたクライアント社内の事情。
なんとか、いい方向へ持っていけるように力添えできたらいいですが。

最近では、顧問契約事業サポートなど、印刷事業とは違うことに時間が取られることが増えてきましたが、
明日は久しぶりにグーグル広告について、Googleの担当者との打ち合わせ。
ネット広告の状況、今後の運用方法についても、何か有益な情報が入手できると嬉しいかな。

それに明日2月1日は、高校や大学の受験も多いのではないでしょうか?
うちの娘たちも大学受験、高校受験とWで控えているので、結果は良いに越したことはないですが、今までの努力の成果として全力を出してくれることを願うばかりです。

明日から2月に入りますが、なかなか落ちつかない日々が続きそう。
娘たちや納品物も。。。

 

岩佐でした。

 

 

 

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