みなさんこんにちは。
暖かくなったり、寒くなったりなんだか落ち着かない日々が続いてます。
もう2024も2月に入り、いよいよ年度末を迎えます。
私たち商業印刷業界では、一年のうちに最も慌ただしい時期でもあります。
主にページ物の印刷が多くなる傾向がありますが、民間企業様においては、
決算を控えて、慌てて来期に必要なものを印刷したりする時期でもありますね。
今年の年度末は、コロナ明けの年度末です。
どうなることやら、もうすでにスタートダッシュで色々とパワーを使ったので、
ここらで一休みしたいとこですが、受験生も頑張っているので、おっさんももう少し頑張りましょう( ^ω^ )
さて、弊社では、一般的な印刷物のほかに、感謝状や表彰状などの印刷もしております。
この時期はやはり、卒業証書や表彰状で慌ただしい日々を過ごしてます。
まっさらな用紙から印刷し、型押しをするもの、または既製品に印刷するものまで様々なパターンがあります。
元の版(データ)は、筆耕してもらったものをスキャンしたり、今では特殊なフォントを使用したり、
元のデータを作成します。
こちらは台紙に筆耕してもらったものです。
そして、氏名は可変印刷というもので、名前だけのデータを加工し、データに流し込みそのまま印刷することになります。
この際、特殊な文字などは、作字などをして対応するのでなかなか時間のかかる作業です。
そして印刷したあとは、目視及び時にはルーペを使用し、汚れがないかをチェックしていきます。
特殊な用紙を使うことが多く、紙の厚さも厚いのでインクが均一に乗らなかったり、時にはこのように汚れなども。
あまり気にならないと言えばそれまでですが、渡す方も、もらう方もできればせっかくのシーンで、気になるかもしれない汚れがあるまま納品するわけにはいきません。
ましてはこのような特殊な紙は要注意ですね。
前職時代に担当した、2002年に日本で開催されたサッカーのワールドカップのポスター印刷では、ピンホールと言われるこのような汚れが特に厳しくチェックされたのを思い出します。
あとは、ジャニーズ事務所のかの有名な解散した歌手グループの1人の出演した映画のポスターを印刷した際の「ホクロ」ぐらいかもしれませんね。ここまで気にするのは(^ ^)
昔は、深夜に呼び出され、ポスターに掲載されている人の顔のホクロやシミなども削除するようにクライアントから指示があり、
帰りの車の中で、ブツブツ言いながら会社に戻ったのが懐かしいです。
紙に印刷するって、時と場合によっては、手間のかかるものですが、納品してクライアントが喜んでもらえた時のことを考えると、途中の手間は省かないでとことん突き詰めた方がいいですね。
時間と予算があれば。
それと、できれば印刷物を作成する目的を事前にしっかり考慮し、優先順位を定めて作るといいかな。
せっかく作った印刷物がどのように活用されるか?
印刷物を作る上で大切なポイントかもしれません。
苦労して作った印刷物が活用されない。
活躍しないのであればそれは作り手の責任でしょうから。
さあ、週末はゆっくり畑作業をしたいけど、天気が悪そうだな。。
岩佐でした。