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印刷物のこと

印刷物制作時においての色校正

みなさんこんにちは!
ちょっとあまり印刷のことをアップできていないので、今日は印刷の色校正について。

ある全国的に有名な建材メーカーさんからのご依頼で、ただいま製品サンプル帳の制作を進めております。
そして今日はその中の1種類の色校正をお客様にお届けして参りました。

A4サイズの中に、実物サンプルを見れるように一部型抜きして作成します。
カラー4色にPP貼りをして屋根材のセット作業も行います。

実物に近づけるために色校正で色を確認して色味を調整していきます。
写真上部写っている、赤、青、黄、黒はカラーバーと言われていて、
印刷時のそれぞれの網点が潰れていないかをチェックします。
(私だけかな…..)
この色校正が必ず正しいわけではなく、中にはこの色校正時の印刷がずれていたりするとシャープな色合いが出せません。
今回もずれもなく完璧な色校正でした!
お陰様で毎度協力会社様に恵まれて感謝です。

ただ、写真の色味が実物とは若干異なるのでデータで調整していきます。
弊社の撮影時のライティングの調整が少し甘かったかな。
時にはもう一度、この色校正を見て写真自体を撮影し直す場合もあります。

この完成したサンプルを見たお施主様が判断するための大事なサンプルになるので、
常にそこを意識して納品まで慎重に進めて参ります。

特に色にこだわる印刷物を作成する場合は、このように色校正という工程は必須です。
もちろん今回の色校正も実際に印刷する紙と同じもので校正を作成しています。

中には、コスト的に安価な簡易校正というものもありますが、しっかりと色味を確認するのであれば、必ず実際に納品するものと同じ紙を使用して色校正をします。

また、色校正機と実際に印刷する機械だと、印刷スピードや機械そもそもの性能が違うため、
気軽に同じ仕上がりを出せるわけではなく、この色校正でOKをいただいた色味に合わせながら実際の印刷をしていくという、印刷時の指標とも言えます。
こうやって完成した印刷物は、WEBサイトの完成時にはない、達成感があります。

こんな色校正はちょっと大変ですが、こんな工程を挟みながら作る印刷物っていいですね。
やはり、紙っていいな〜と再認識させられるかも。

できればもっと色々な種類の紙を使って制作したいとこですが、
紙代も値上げがあり、特に特殊な紙はコストが厳しいのでなかなかお客様に提案しづらいのが現状です。

何のためにその印刷物を作るか?
そこを突き詰めると、もっと他の部分にお金をかけた方がいい場合が多いのでまずはそこから。
そしてその目的を達成した後は、ちょっと紙にこだわり、赤字は困るけど利益はなくてもいいので楽しく制作していきたいですね。

そんな4月を迎え、とりあえず印刷物に関しては、繁忙期の年度末をなんとか乗り越えられました。
一部、無事ではないものもあったので、しっかりと対策をしていきます。

さあ、これからは制作が滞っているWEBサイト制作を一気に進めていかないと。
今年のGWのことは忘れると事にしよう…..

岩佐でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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